ネルさん、お疲れ様です。
質問が2点あります。諸事情によりスーパーレターを利用できず申し訳ございません。
1点目。こちらが本題です。
ファンタシースターシリーズで一番好きな作品は何ですか? 私は初代PSO世代ではないので、なんだかんだでインフィニティが一番好きです。
2点目。こちらは副題ですが、少し重めの相談になります。
お金のことをはじめ、人生を生きやすくするための「現実」は、どこでどう学ぶべきものなのでしょうか。
少し長くなりますが、背景をお話しさせてください。
私は今年で28になる高卒の男で、発達障害を持っています。ゲームと社会生活を高いレベルで両立されているネルさんとは異なり、人生を本当にゲームと少しの読書に捧げてしまいました。
家にお金がなかったこと、奨学金を返し続ける自信がなかったことなどから大学には進学せず、新卒で入った裁判所では鬱になり、4年で辞職しました。鬱の期間に裁判所時代の貯金はおおむね使い切り、その後は家族の助けも借りつつ、現在は3社目にあたる会社で業務委託として働いています。これといったスキルはありませんが、家に少額のお金を入れながら細々と暮らす分には問題ありませんでした。
しかし最近、指定難病のクローン病であることが判明しました。入退院を繰り返し、ここ3か月ほど収入がほぼゼロです(スーパーレターを利用できなかったのはこのためです)。クローン病には完治の方法が見つかっておらず、数値が悪化すれば一定期間の入院が必要になり、各種制度を使っても医療費はそれなりにかかります。業務委託の形態のまま生きていくのは、心もとなくなってしまいました。
保障の手厚い正社員を目指すにしろ、ストック型の収入を目指すにしろ、これまで向き合ってこなかったお金や社会といった「現実」を学ぶ必要を強く感じています。ただ、入念に予習や事前準備を行って挑むゲームの高難易度コンテンツとは異なり、私は現実に対して場当たり的な姿勢で挑んできました。現実の知識の真贋を見分ける目を、私は持っていません。だからこそ、ゲームだけでなく現実社会にも深い知見をお持ちのネルさんにお聞きしたいのです。
目標は、死なないこと。そのうえで家に入れるお金を増やしつつ、PCでゲームができる程度の収入を確保することです(子どもを持つことは考えていません)。
お忙しいところ恐縮ですが、ご助言をいただけますと幸いです。

ネルさん
ご質問ありがとうございます。
2つのご質問をいただいていると思いますので、それぞれお答えします。
1 ファンタシースターシリーズについて
2 仕事について
1 ファンタシースターシリーズについて
5作品(P、P2、P2i、PSO2、NGS)しかやっていませんが、P2iのクオリティは高かったですね。エンドイフやエターナルサイコドライブを全属性揃えていたのが懐かしいです。
特に、種族や性別ごとにステータスが違うというのが、個人的にはかなり好きな設定でした。複数のキャラクターを作っても、すべてのキャラクターに出番がありますからね。今でも、ヤスミノコフ4000Xで圧倒的な火力を出すキャストや、エターナルサイコドライブで遠距離から敵を殲滅していくニューマンの姿を、鮮明に思い出せます。
当時は、毎日夜通しで、8~10時間くらいゲームをしていました。そのせいで日中起きていられなくなり、中高は不登校になってしまったのですが、一切後悔していないくらいに充実していました。P2インフィニティは、間違いなく私の人生の一部です。
PSO2で種族差がほとんどなくなってしまったのが、残念で仕方ありませんでした。種族差がないと、複数キャラクターを作る意義が、かなり薄くなってしまいます。もっとも、PSO2だけでも4,000時間以上やりましたから、意義が薄いと言いながらも5キャラくらい育てていましたけどね。
NGSは正直微妙な感じだったので(そうはいっても、そこそこやりましたが)、PSO3が出るのを心待ちにしています。これから何年経っても、ファンタシースターシリーズが私の人生の一部であることに変わりはありません。
2 仕事について
私は医師ではないので、病気のことは分かりません。「慢性的に重度の体調不良である場合に、どう仕事をするか?」みたいな質問だと解釈してお答えします。
仕事の能力というのは、仕事の経験を積まないと身につきません。私の場合、40度の熱があってもちゃんと仕事をできますが、それは平時にしっかりと業務経験を積んでいるからです。ふだんから他人の5倍くらい仕事ができる人は、体調不良で実力が半減したとしても、他人の2.5倍のパフォーマンスを出すことができます。そういう話です。
ご質問者さんの場合、平時にも仕事経験を積むことが難しいと思いますので、この先、仕事ができるようになる可能性はありません。仕事ができるようになりたかったのであれば、病気になる前に仕事を頑張っておく必要がありました。(ただ、これはもう過去の話なので、今から気にしても仕方がありません。)
しかし、そのような状態だからといって、いうほど気に病む必要はありません。なぜなら、日本では、フルタイムで働いている人は人口の3割しかいないからです。人口の7割はまともに働いていないんですよね。ご質問者さんがまともに働けなかったとしても、人口の7割の多数派になるだけです。
もう少し掘り下げるのであれば、フルタイムで働いている人の中にも、自分の生活費はギリギリ稼いでいるが、税金は満足に払えないという人もたくさんいます。つまり、我が国は、
人口の2割: 四苦八苦しながら税金を納める人
人口の1割: 自分の生活費をギリギリ稼いでいる人
人口の7割: 他人のお金で生活している人
という構図になっています。人口の上位2割は、平均して4.5人分の生活費を稼いでいるということになります。私自身も、個人として納税している金額だけで、2~3人は生活できそうな金額になっています。(勤務先を通じて貢献している分を含めれば、もっと多いでしょう。)
上記のような状態を踏まえると、本当に働けないのであれば、働かないという選択をしてもよいとは思います。
そのうえで、可能な範囲で働けばよいのではないでしょうか。生活費を1円も稼がない人よりは、生活費の2~3割を自分で稼いで、残りを他人に負担してもらう人のほうが、まだマシだとは思います。この目標であれば、業務委託でも、時短勤務でも、障害者雇用などでも、いくらでも選択肢はあると思います。
要するに、安定した仕事とか、余裕のある生活とか、そういうを目指すべきではない状態に見えます。まずは、他人のお金で生活しつつ、可能な範囲で自分でも稼ぐ、という程度の意識を持ってみてはいかがでしょうか。
目標というのは、達成できるレベルに設定しないと意味がありません。やりたいことを目標にするのではなく、「これくらいなら、頑張ればできそう」というものを目標にしましょう。
これはゲームでも同じですよね。装備やレベルが整っていない人は、まずはイージーモードから攻略すべきです。ライト層は、イージーモードでストーリーをクリアすることを目指しています。エクストラハードモードでタイムアタックをするのは、一部の廃プレイヤーだけです。
そして、日本においては、イージーモード(他人のお金で生活をする)しかやっていない人が7割もいます。ご質問者さんがイージーモードしかクリアできなかったとしても、恥じる必要はないんじゃないでしょうか。