結婚5年目の20代後半(女)です。
急遽、夫が5月から数年海外駐在することになりました。
私は現在総合職として働いており、仕事内容は特段好きではないものの、上司や同僚が好きで、幸運なことに今の仕事が向いていると評価いただけているので働きやすく、少なくともあと4-5年は続けるつもりでおりました。
しかし、夫と過ごす時間が私にとって一番幸せなので、仕事を辞めて夫についていくと一瞬で決断でき、今もその決断が正しいと信じています。
にもかかわらず、上司に退職時期の相談をする中で、仕事に未練を感じはじめてきてしまいました。ポジティブに「続けたい」というよりも、「もったいない」という感情なので、辞めるという答えは出ているのに直前で惜しくなっているだけだと自分では認識しています。
ただ、GW明けに具体的な退職時期を決める際、(必要な引き継ぎを終え次第)一刻も早く夫を追いかけたいしそうするのが一番良いと分かっているつもりでも、惰性でずるずると先伸ばしてしそうなのが怖いです。
すっぱりと辞めるため、もしくは気持ちが固まるまで辞めるのを待ったほうが良いというようなアドバイスがあれば、頂戴すること可能でしょうか?
ちなみに夫は、
・私の決断に任せるが、夫的には一緒に暮らせたらもちろん嬉しい(今の辞めるという決断には非常に感謝してくれています)
・生活費は気にしなくていいので、もし仕事を辞めるならこの機会に好きなことを探してみればいい
・一方で辞めずに日本に留まる場合も応援するし、行き来しよう
というスタンスです。

中田:‖さん
おお、理解も経済力もある素敵な旦那さんじゃないですか。様々な選択肢を選べる環境にあるようですので、上司や旦那さんと相談してベストな方法とタイミングを模索するとよいのではないでしょうか。旦那さんの仰るように「質問者さんは日本に留まったまま行き来する」方法もあるでしょうし、しかしそれでは質問者さんは「夫と過ごす一番幸せな時間」が短すぎると感じられるかもしれません。もう耐えられない、と思う時点まで引っ張ってみてから渡航すれば後悔はないという考え方もできましょう。意外と耐えられたらしばらくその生活を続ける選択肢もあります。
場合によっては渡航後も何らかの形で今の仕事を続けさせてもらうという選択肢もあろうかと思います。私の同僚で、夫の海外転勤についていき、フルリモートでそのまま仕事をつづけたケースがありました。税金の調整などは会社側の尽力があってこそ可能だったらしいので全社でできるとは限りませんが、「辞めるのはもったいない」という問題はこういった形で解決することもあり得ます。雇用関係ではなくて業務委託的な位置づけであれば会社側ももう少し柔軟に対応できたりするようです。
他に、出産・育児休暇と休業を合わせて3年取って夫の赴任先に同行し、3年後に帰国して復職したケースもあります。3年のブランクはできてしまいますが、それでも「辞めてもったいない」という気持ちはだいぶ軽減される方法ではありましょう。
ともあれ、お話を伺う限り様々な選択肢がまだまだありそうな雰囲気ですので、慣習や前例に囚われずにベストシナリオを描きながら上司や旦那さんと相談してみると良いのではと思います。