いわゆる本社キラキラ、支社(工場)ボロボロ企業で働いています。
本社は全員高学歴でパソコンを使いこなす社員ばかりなのですが、支社は仕事でパソコンを使わない方や高齢でパソコンが苦手な方が多く、まだまだ紙文化が根強い昔ながらの企業という風土です。
しかし最近、会社全体のシステムやサービスが本社の社員基準で決まってしまい、使いこなせない現場の方々から毎日のようにクレーム、叱責が届きます。
支社には権限もなく、システム導入を知るのも他の社員と同じ時期なのに、人事担当というだけで現場からは本社の一味のように吊るし上げです…。
本社に言っても、これからの時代はIT化を推進するので慣れてもらうしかないという回答しか得られず、現場からは俺たちを切り捨てる気か?と凄まれ、自分でもどういう態度でいるのがよいか分からなくなってしまいました。
先週からは、ストレスで電話を取る手が震えるようになってきました。
社会人経験の長い中田さん、何かアドバイスをいただけますか。

中田:‖さん
心労お察しします。想像しただけでこっちまで胃が痛くなりそうです。支社側を蔑ろにする本社、あるあるですね。これは「やり返さないいじめられっ子は永遠にいじめられ続ける」構図に似ているので、どこかで合法的にやり返すだけで対応は変わるのですが、しかし支店って往々にして地方にあって、「冷や飯喰わせられるくらいなら辞めてやるわバーカ」ができない(人材流動性が低い)ということもあり、ますます足元を見られて冷遇され続けるという構図を観測したことがあり、他の会社でも似たような状況なのだろうなと察せられます。
おそらく本社側の本音として「今どきパソコンを使えない高齢従業員を切り捨てたい」も実際にあるのでしょうから、その間に挟まれて罵声を浴びせられている質問者さんも実は本社側から見ると「切り捨てる相手」の一部なのでしょう。事前に何も打診しないということは、その決定によって起こる問題について事前に調整すべき「仲間」とは思っていないことの証左です。であるからこそ「慣れてもらうしかない」という突き放した回答しか来ないのです。本社側が真摯に事態を解決しようとしていたらその回答になりません。一緒に悩んでくれるはずですから。
質問者さんがいずれ本社に行きたいのか・行けるのかによって身の振りが変わってくるように思いますが、仮に本社に行けない・行きたくないのであれば、パソコンを使えないおじいちゃんの側について良いと思いますよ。つまり一緒になって本社でその決定をした部署や責任者に対してクレームを入れ続けるのです。そして現場では運用不能なシステムを導入したことに伴うシステム障害や税務報告・監査報告などの漏れが生じた際の責任は本社(の特定の部署・人)にあることを繰り返し事前に言い続けるのです。本社はひどい、自分も知らされていなかった、自分も抗議している、私もあんなシステム使えないし教えてもらっていない、いま本社にどうやって従業員教育をするのか問い合わせているが「慣れろ」としか返ってこない、たぶん何も考えてない、きっと私たちを切り捨てようとしているんだ、本社のあの部署の責任者を一緒に吊るし上げようetc。
質問者さんがいまお辛いのは「仲間」がいなくて孤独だからという理由が大きいでしょう。一緒に愚痴れる人さえおらず、支社からは吊るし上げられ本社からは切り捨てられている。四面楚歌、孤立無援の状態は単なる罵声処理より格段に辛くなります。誰かどこかに味方を作りましょう。上記では支社側のおじいちゃんを味方にする方法を挙げましたが、本社でも構いませんし、社内に仲間を作れないと見限ったら他社に行く選択肢もあるでしょう。仮に「本社に行きたい」と思っていたとして、その動機の一部が「東京のキラキラオフィスで働きたい」だったとしたら、別の会社の東京のキラキラオフィスに転職するという手もあります。あるいはせめて、短期的にはプライベートで「仲間」になってくれる人を見つけることを強く勧めます。社内で孤立して責められているその恐怖がやがて社会全体への憎悪に転化してしまう前に是非。